地方の温泉やどの廃業が
とまりません。
ホテル旅館業はなかなか厳しいですね。
秘湯の一軒宿「日帰り温泉に勝てず」相次ぎ閉館
12/11(火) 23:02配信
読売新聞
秘湯の一軒宿「日帰り温泉に勝てず」相次ぎ閉館
10月末で閉館した馬追温泉旅館。利用者に感謝を伝える貼り紙が掲示されていた
温泉ブームで都市近郊の入浴施設がにぎわう中、温泉通や地元住民などに親しまれてきた秘湯の一軒宿などが、今年相次いで閉館した。施設の老朽化や後継者難などが理由で、温泉愛好家らからは惜しむ声が上がっている。
今年閉館したのは、いずれも100年以上の歴史を誇る「馬追温泉旅館」(北海道長沼町)や、蟠渓(ばんけい)温泉の「伊藤旅館ひかり温泉」(壮瞥町)、ニセコ昆布温泉郷の「鯉川(こいかわ)温泉」(蘭越町)など、少なくとも5軒に上る。
馬追温泉は1908年創業の一軒宿。10月31日に4代110年続いた歴史に幕を閉じた。開湯以来、約800メートル離れた岩の間から湧き出す冷泉(単純硫黄泉)を旅館まで引き、沸かして提供していた。春にはエゾヤマザクラが咲き誇り、札幌から車で約1時間という近さもあって多くの温泉ファンに愛されてきた。
9月の北海道地震で特に被害はなかったが、60年代に建てられた建物や施設が老朽化し、後継者もいないことから、飲食店営業許可の期限が切れる10月末のタイミングでの閉館を決めたという。
道内の2016年度の温泉宿利用者数は全国トップの1315万人で、5年前から2割も増えるなど、「温泉熱」は高まる一方だ。札幌市の豊平峡温泉が大手の旅行サイトのランキングで1位に輝いたほか、ススキノや狸小路の入浴施設が連日にぎわいをみせている。
「近くに大きな日帰り入浴施設がいくつもできて、とても太刀打ちできない」と、馬追温泉旅館の元女将、新納博子さん(58)は打ち明ける。ただ、施設の買い取り希望を数件受けているといい、「どなたかが再開してくれれば」と期待する。
posted by 烏賊す社長 at 17:23| 北海道 ☔|
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